honwakaalsoikiyoyoの日記

はじめまして。ここではチャットGPTによる三題噺を主に載せています。よろしければご覧ください。

日常におけるたわいもないことを創作のたしに。そんな感じでゆるくやってます。

「キンモクセイ」 チャットGPT

♯AI三題噺 ♯チャットGPT

♯画像生成AI

ワード「キンモクセイ」「体重計」「2月」

 

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キンモクセイ

 

2月の寒い朝

ベットから身を起こした女性はキッチンへ行くと体重計が目に入った。

「そういえばこの前の飲み会は食べ過ぎたなー…」

過去の自分を恨めしく思いながら彼女は体重計に乗った。針は容赦なくツケの分まで目盛りを目一杯動かす。足元で起こる無情な光景に彼女の心は穏やかではなかった。淡々と5の倍数ごとに進んでいく体重計の針。しかし数秒後、針が反対側へと動き、結果的に女性の体重が減ったのだ。

「えぇ?」

思わず声を上げる女性。

目を擦って再び目盛りを見るが、依然として彼女が理想とする数値を示したままだった。

それは偶然ではなかった。再度体重計に乗ったが過去のツケを反映した数値を示した後、少しずつ理想の数値を示したのだった。

驚いた女性は電話で友人に相談した。

「本当にそんなことが起こるの?まだ酔いが抜けてないんじゃない?」

「それは先週のパーティの話でしょ!いま素面よ私」

「ごめんごめん。だけど直に見てないから話だけだとなんとも言えないな」

「じゃあ今度うちにまた来てくれる?」

「今度と言わず今日の午後、お邪魔させてもらうよ」

「わかった今日の午後ね」

午後13時すぎ。友人が訪ねてきた。

「やっほー」

「はいはーい。今開けます…って、そちらは…?」

「今日話してくれたこと、私だけじゃ役者不足かな〜と思って」

「初めまして。彼女とは大学以来の仲です」

「まぁ、そうなんですね」

友人の知人である専門家も今回の調査に名乗り出る事になった。自宅に招き入れた2人を体重計のある台所まで連れて行き本題に入った。

「これが件の体重計ですか?」

「えぇ」

「乗ってみても?」

「どうぞ」

「ありがとうございます。では失礼して…」

物は試し。そう言わんばかりの勢いで

専門家は体重計に乗った。

「むむむ…!」

「どうですか?」

「私の体重は、ゴニョゴニョ…」

「え。じゃあ、やっぱり….」

専門家の自己申告と体重計が指し示す目盛りとを照らし合わせた。

「どうやら貴女に限った話じゃないようだね」

「最初からそう言ってるでしょ」

「あはは、ごめんごめーん。それじゃあ、私もっと…えぇ!?」

「ほらー!」

「これは興味深いですね」

友人も乗ってみたが同様の結果を体重計は示した。

「これって1人だけなんですかね?」

「2人だとどうなるのかな」

「やってみよっか!」

今度は体重計に女性と友人が乗った。

やはり目盛りの示す値は1人分しか反映しなかった。無論、3人のケースでもだ。

「いっそ中身を見てみるというのはどうでしょう?」

「賛成ー!」

ますます不思議に思った彼女たちはこの体重計が提示する数値のカラクリを調べるために思い切って解体してみることにしました。

「えっ!」

体重計の内部からキンモクセイの花が次々と出てきた。

「こ、これは…花?」

「だと思うんだけど、なんで体重計の中に?」

「やっぱこないだの飲み会で酔っ払った勢いでこの中に…なんて」

「こないだの飲み会でビール2本で酔い潰れたのは誰?」

「そ、そうだっけ?覚えてないや」

女性が友人と軽口を叩く傍らで考え込む専門家。

「うーむ…これは」

「一体何の種類の花なんです?」

「おそらくキンモクセイなんじゃないかな…と」

「たしかに、この匂いはそれだわ…」

「でもさー。これが体重計の話とどう関係するの?」

「そこなんだよね」

「花が入ってる事に意味がありそうだよね」

「えぇ。私もそう思うんですが、何せ確証がないですから」

「しかしキンモクセイかぁ…」

「考えても仕方ないや!ビール!飲みたいなー」

3人はキンモクセイが入った花瓶が置いてある机を囲み休憩という名の飲み会を始めた。

「やっぱりこの花が関係しているって事は確かなんだよ」

「そうだよね。私も絶対それ以外あり得ないと思う」

「まぁまぁ、飲みましょうよお2人さん〜」

「って、ちょっと!それ何本目!?」

「えー?1、2…5本目!すごっ!新記録だー!」

「貴女、酔っ払ってないの!?」

「私は酔っ払ってなーい!ほら!」

そう啖呵を切った友人はおもむろに立ち上がると

片足だけでバランスをとって見せた。

左右に少し揺れるもののそのポーズを5秒維持した。

「ほらね!」

「「…!」」

お互い共通友人である2人は顔を見合わせる。

「どうでした?学生時代」

「全くの下戸。ビール2杯で顔真っ赤」

女性は友人に問う。

「ねぇ、貴女。飲み会で普段思ってる事とかあるの?」

「えー?思ってる事?そうだなー…。 酔いつぶれずに終盤まで皆と飲み交わしたいな~とか?」

「え、なんか意外」

「コンパ終わりにそんなこと言ってたね」

「うわー!それ今言うな!」

「へぇ、意外と繊細なんだ」

2人の予想外の質問に友人はつい口走ってしまったことに悶絶した 。

そんな彼女を尻目に、当の質問者達は議論を進めていた。「この体重計に乗った時、どんなこと考えました?」

「…この前、 飲み会があったから体重が増えてなきゃいいな。 むしろ減ってたらな、なんて思いながら乗った気がする…!」

「私と彼女はこう思いながら貴女の家に来ました。" 体重計の目盛が本来より減った状態で提示される”と… そしてその気持ちのまま体重計に乗った…」

「ってことは…思い込み?」

「でも思い込みだけでここまでうまくいくもんなんですかね…? 」

「うっ…」

2人の議論がここで止まる。「それにしてもこのキンモクセイいい匂いだね!」

何の気なしに放った友人の発言が専門家にヒントを与えた。

「…そっか!匂い、匂いだ!」

 「 匂いが関係してるってこと…?」

「そう!体重計の中に入っていたキンモクセイの香りが思い込みを増強させていたんだ!」

最終的に専門家はこう結論づけた。

体重計にはキンモクセイの花の香りを放つ機能が施されている。香りにはリラックス効果があり体重計を使う人に作用するとあたかも体重が減っているように感じさせていた。

専門家の説明を聞いて驚きとともに笑いがこみ上げた2人。解体した体重計は再度組み立てられ、その日の謎解きを終えた。

それからしばらくして

茶店で女性は2人と体重計について話した。

「結局あのキンモクセイはそのままなんですか?」

「うん。わざわざ取るのもなんだか無粋かなって」

「でもあのままだと誤差が直らないままじゃない?」

「そうでもないわ。ああ見えて案外気が効くの。飲み会の翌日なんかはね」

 

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